「お金のこと、親に教わらなかった世代」の話

──そして僕らは、失敗から学ぶしかなかった。
「貯金はちゃんとしなさい」
「借金だけはするな」
「コツコツ働けばなんとかなる」
親から言われてきたお金の話は、だいたいこの3つくらいだった気がする。
でも社会に出てから気づく。
それだけじゃ、まったく通用しなかった。
クレカ、保険、ローン、税金──わからないまま契約してた
なんとなくで作ったクレジットカード。
「みんな入ってるから」と契約した保険。
分割の便利さだけ見て通したローン。
給与明細にある“控除”の意味すら、よくわかってなかった。
「知らない自分が悪い」と思ってた。
でも、そもそも誰も教えてくれなかった。
学校では「お金」の授業はなかった
歴史は習った。数学もやった。
でも、「税金ってどう払うの?」「確定申告って何?」
そんな基本すら、ちゃんと教わっていない。
だからこそ、社会に出てからの“現実”が突然すぎた。
給与明細の見方も、家賃と年収のバランスも、
貯金と投資の違いも、
全部、自分で調べて、失敗して、学ぶしかなかった。
「お金=汚い」って価値観、引きずってない?
親世代は、
「お金の話をするのはいやらしい」
「コツコツ貯めて節約しなさい」が正義だった。
でも今の時代、
知識がない方が“カモ”になる。
お金のことを勉強してる人と、してない人とで、
人生そのものの難易度が変わってしまう。
なのに「お金の話をするな」って……それ、もう呪いに近い。
自分で学ばないと、搾取される時代
固定費、投資、控除、NISA、iDeCo、積立、クレジットスコア……
「知らないからやらない」じゃなくて、
「知らないままにしておくこと」が、
一番怖い時代になった。
なぜなら、知ってる人が得をし、知らない人は搾取されるから。
終わりに──学び直しは、いつだって遅くない
お金のこと、親に教わらなかったのは、仕方がない。
だって親もまた、教わってこなかったから。
でも、だからこそ今、
自分で“知る努力”をする人が一番強い。
恥ずかしがらなくていい。
失敗してきたなら、それはもう“経験値”だから。
知ることは、人生の防御力を上げること。
次の世代に同じ苦労をさせないためにも、
ここから始めればいい。