いい人でいるの、ちょっと疲れたなって思った夜

「怒らないよね」「いつも優しいよね」「聞き上手だよね」

そう言われることが、嬉しくなくなったのは、いつからだろう。

 



 

 


「いい人」でいるのって、意外としんどい。
断るのが苦手で、頼まれごとは基本NOと言えなくて、
空気を読んで、場を和ませて、感情はなるべく抑えて。

でもその“優しさ”、
ほんとは**「嫌われたくない」がベースになってる**って、自分が一番わかってた。


本当は、全部わかってほしかっただけ

笑って返事しても、心のなかでは泣いてるときがある。
「大丈夫」と言いながら、誰かに気づいてほしいと思ってるときがある。

でも、優しくするほど誰も気づいてくれなくなって、
「わかってもらえないこと」にまた勝手に落ち込む。

誰にも文句を言わない代わりに、
自分にばかり怒って、責めて、押し殺してきた。


「いい人」は、報われるとは限らない

よく言われる。「いい人だから大丈夫だよ」って。
でもその“いい人”の仮面をかぶりすぎて、自分がどんな顔だったか忘れかけてる。

いい人でい続けても、恋がうまくいくわけじゃない。
仕事で評価されるわけでもない。
なんなら「都合のいい人」で終わることだってある。

それでも「いい人」でいなきゃと思ってたのは、
きっと自分を守る手段が、それしかなかったからだ。


少しくらい、勝手でもいい

今なら思う。
ちゃんと怒っていいし、疲れた日は素っ気なくてもいい。

相手を思いやることと、自分を犠牲にすることは違う。
優しさは、自分が満たされて初めて、ちゃんと届けられる。

だから少しくらい、ワガママでいい。
ちょっとだけ、不機嫌でもいい。

いい人をやめる勇気が、
ほんとの「自分らしさ」につながってるのかもしれない。

 

 

 

 


終わりに──「いい人」をやめるって、悪いことじゃない

もし今、あなたも「いい人」で疲れてるなら、
一度だけ、自分の声を優先してほしい。

誰かに優しくする前に、まずは自分に優しく。

“いい人”ってラベルを外したあとに残るのが、
あなたのほんとの魅力なんだから。