
メッセージが既読にならないだけで、胸がざわつく。
通知が鳴らないだけで、一日が終わった気がする。
「まだかな」「嫌われたかな」「何かまずいこと言ったかな」
何度スマホを見返したかわからない。
今思えば、あれは「好き」じゃなくて、「怖かった」んだと思う。
好かれていたい。嫌われたくない。忘れられたくない。
その気持ちのほうが先に走っていた。
愛されたいって、ずっと思ってた。
好きな人ができると、「自分」がどこかにいってしまう。
相手の都合、相手のペース、相手の感情ばかりが気になって、
気づいたら、自分の気持ちは置き去りになっていた。
たとえば、
「返事が遅くなるのは、忙しいから」って10回くらい思い込む。
でも心のどこかで、「もう飽きられたのかも」って小さく泣いてる。
相手を信じたいのに、自分を信じられなかった。
いつも、「私は大丈夫」って顔して、無理してた。
返ってこないLINEより、大事なことがある
今なら思う。
本当に大切なのは、「すぐに返ってくるLINE」じゃない。
こっちの気持ちをちゃんと受け止めてくれる人かどうかだ。
忙しくても、都合が合わなくても、
“あなたを大切に思っている”という気配は、伝わってくる。
それがないなら、どれだけ既読が早くたって、意味がない。
「返してくれる」ことよりも、「心を向けてくれる」ことの方が大事なんだ。
あのときの私に、今だから言えること
あなたは、嫌われてなんかいなかった。
ただ、相手の事情と、あなたの不安がうまくかみ合わなかっただけ。
そして、たとえあのとき「うまくいかなかった」としても、
それはあなたの価値を下げるものじゃない。
連絡が来ないことと、あなたがダメな人間かどうかは関係ない。
誰かからの既読に振り回されなくなったあなたは、確実に強くなってる。
連絡がこなくても、大丈夫な日がきっと来る
ほんとうの愛って、
「こっちが不安にならないようにしてくれる努力」があるものだと思う。
駆け引きでも、我慢でも、遠慮でもない。
安心の中に、ちゃんと優しさがある関係。
それを知ってしまうと、
“返事が来なくて泣いてた自分”が、愛おしくてたまらなくなる。
あのときのあなたは、誰よりもまっすぐだった。
だからこそ、傷ついた。でも、ちゃんと立ち上がってここにいる。
終わりに──もう「嫌われたかも」って思わなくていい
これだけは言わせてください。
返事が遅いからって、あなたが嫌われたわけじゃない。
そして、返事がないことをずっと気にしてしまうあなたも、悪くない。
不安になるってことは、それだけ大事に思っていたってこと。
その気持ちは、誰にも否定できない。
だから、今日からはこう言おう。
「私はちゃんと愛せる人間なんだ」って。