日本vsサウジアラビア
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サウジアラビアの勝ち点は19
日本は15と4ポイント差だったが差を1に縮めた。
3位オーストラリアは4位オマーンに2-2で引き分けたため勝ち点は15になった。
終始デュエルの部分で勝ち続けた日本。
中盤三枚を筆頭に個人で負ける場面は少なかった。
緊張感ある試合で結果を残したのはスピードスター伊東
前半酒井から大外へスルーパスが出ると全速力で相手ディフェンダーを振り切り南野へのアシストをした。
後半も伊東がえげつないミドルボレーを決め2-0とした。
1点目。
酒井から伊東のラインを縦パス一本でぶった切る。
これはよく見る光景だろう。足の速い伊東にはもってこいのボールだ。
相手ゴールに近づくのではなくどちらかと言えば外に、相手の届かない位置にボールを送り込んでいる。
斜めのスルーパスや鋭いキラーパスと違いスペースへ送るだけで相手に届くため通る確率が高い。
そのボールに足が速すぎる伊東が相手ディフェンダーを振り切り中へラストパス。
大迫に出したのかもしれないが、スルーをして南野の足元へ。
南野はキックフェイントが大好きなようだ。相手のタイミングをずらし左足でゴールを決めた。
2点目。
長友がガチャったボールが伊東の元へ。
胸トラップを自分の得意な右足に持っていきボーレを決めた。
相手も寄せていたつもりだっただろうが股下を抜け対角線上へ、キーパーはお手上げ。
力まずしっかりミートできていた。
得点後の様子を見ればわかるが、自分で驚いている。
得点外にもワンタッチパスをうまく使い相手陣地へ押し込み場面も増えてきた。
中盤三枚がほんとにうまい。
相手と相手の間にうまく立ち位置を取り、来なかったら前を向き来たらパスで散らす。
その局面でどう打開すれば良いのか考えられているのだろう。
瞬間的に3-2の人数比にすることができればボールは奪われない。
体の向きや目線での騙しもうまい。
ビルドアップは難しく考えなくていい。
局面でどう相手の後ろに行くのか、相手を騙せるか、惑わすことができるか、困らせることができるか。
なにしてんだこいつらと思わせられたらある意味勝ちなのだ。
なんでもないショートパス、パス交換をしているのは相手の裏をかく準備をしているということ。これが結構効果がある。全盛期のバルセロナはこれを毎試合長い時間できていた。
今回の日本にここまでの余裕はなかったが、縦に早い攻撃を良いテンポでできていた。
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